商船三井は2025年、国際非営利団体CDPの気候変動分野で最高評価の「Aリスト」に3年連続で選ばれました。CDPでは2025年に22,100社超が情報開示し、約20,000社が採点対象となっています。A評価は目標設定、取り組み、情報開示が総合的に高水準である企業に付与されます。

CDPは企業の気候関連情報を集約する独立系の仕組みで、TCFD(気候関連財務情報開示の国際枠組み)に沿った質問書で評価します。商船三井はグループ経営計画「BLUE ACTION 2035」で環境戦略を主要戦略に据え、「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」で2050年目標に加え中間マイルストーンや温室効果ガス(GHG)削減経路を開示している点が評価につながったとしています。今後は、海運の脱炭素に向けた取り組みと情報開示の継続性が、投資判断や取引先の調達要件で一段と重要になりそうです。

source: PR TIMES

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